消費期限と賞味期限の違い
世界的に食品の大量廃棄が問題になってきている。
コンビニでも賞味期限が近い商品の販売にポイントを付与するなど廃棄の削減に工夫を施している。
しかし、まだまだ一般には消費と賞味期限の違いが思っているほど浸透していない。
これは何故だろう。
消費と賞味の意味の違いが分かりずらい。
どういった表示が一般に理解されやすく食品廃棄減少につながるのだろうか。
そもそも食品はどれくらいで腐るのだろうか。
賞味期限が過ぎると食べずに捨てる人が多い。
この勘違いが大きな原因。
食べられるのに販売するとクレームになる。
みすみす企業は利益を削って見切り価格で販売を余儀なくされる
それは、企業収益を圧迫していく。
海外事情はどうだろう。
飢えで苦しんでいる海外の貧困国では食べられる食品の廃棄など考えられないだろう。
特に日本人は繊細に食品の鮮度を気にする国民性がある。
開封してから一体腐るまでどれくらいの期間があるのだろう。
それは個人の冷蔵庫の普段の設定温度によりちがうだろう。
この基準を設定するのも困難である。
年末によく売れるお節などは冷蔵庫に保管する期間が長いので悩む。
食品の種類によって賞味期限は違う。
牛乳、パン、菓子、お酒、醤油など加工食品それぞれ賞味は違う設定。
要は美味しく食べれる期間だがそれは個人の嗜好のより大きくかわってくる。
個人の判断で変わる。
期限が切れても食べれて少しでも安く買いたい人もいる。
期限切れ商品のみを販売する店はどうだろう。
賞味が切れた商品の価値はどれ位なのだろうか、困難な問題。
よって、食品表示方法の抜本的見直しが今後必要。