ペットの効能
日本人はペットが大好きである。
高級住宅街では高額ペットの散歩姿をよく見る。
ペットを飼うことのメリットは多数あるが、その一つとして
一人暮らしの高齢者がペットをボケ防止に飼ってみるというのはどうだろうか。
確かに、自分の世話もおぼつかない高齢者には無理という意見もある。
しかし、体は健康だが認知症が発症している高齢者にはペットを
飼うことが認知症の進行を遅らせる効果があるもではないか。
なぜならば、ペットの世話をしなければペットが死んでしまうので、いやでも餌を
与えるなど、強制的な一面があるからである。
毎日顔を合わせていれば愛情が湧いてくる。
ペットは悪口は言わない、
なんでも愚痴でも聞いてくれる。
感情が豊かになってくる。
人間と違って裏切らない。
生活のリズムができる。
ただ散歩がしんどいという人にはあまり散歩の必要がないペットをおすすめする。
熱帯魚でもいい。
心配する生き物が近くにいるだけで随分と違うはずだ。
また、育てるという実感も湧いてきて脳にも良い。
100パーセント心が通じるというわけではないが、心が通じてると思うだけで、心が
穏やかになり、情緒不安定は解消されるかもしれない。
話は逸れるが子供にもペットは、愛情を芽生えさせるにはいいかもしれない。
また、死ぬといことを身近に実感する意味でもペットを飼うことはいいかもしれない。
よって、高齢者の認知症防止にはペットを飼うことが早道である。