昭和のアニメも素晴らしい
現代ではアニメの「鬼滅の刃」が空前のヒットを飛ばしている。
映像の綺麗さ、ストーリーの素晴らしさは目を見張るものがある。
改めて日本のアニメの水準の高さがうかがえる作品だ。
それを充分認めた上でも私は昭和の代表するアニメを愛する。
巨人の星、明日のジョー、タイガーマスク、男一匹ガキ大将、デビルマン、マジン
ガーZ、鉄腕アトム、天才バカボン、いなかっぺ大将、鉄人28号、宇宙戦艦ヤマト、
赤き血のイレブン、などだ。
確かに、今見ると絵は古く感じるし、ストーリーも単純かもしれない。
しかし、私はこのアニメの中に現代忘れ去られた人間のありのままの
姿を見ることができる。
なぜなら、これらのアニメには多種多様な人の心の起伏を表現している。
父子の愛情、友情、機械化で便利になってゆく世の中への警鐘、男としての生き
方、生き様、カッコ良さ、かっこ悪さ、男だから損をする事、人間が本来持ってい
る残酷さ、邪悪さ、狡い心、憎しみ、妬み、心の醜さ、などを存分に表現している。
現代には少ないスポーツを純粋に愛する心。
スポーツのかっこよさ、カッコ悪さ。
現代のアニメを否定する気持ちは一切無い。
今の自分の心の形成に大いに影響を受けたことは間違いない。
よって、昭和のアニメは現代でも充分通用する心に響く作品が多く
今の子供達にも鑑賞して欲しい。