許せないマナー違反
近年、スーパーマーケットなどでマナーが悪い客が目立つ。
買う前に、商品のパッケージを開けてみる、キャンセルした商品を、元の棚に戻さ
ない、などである。
ますます、エスカレートするこういった行為には、なんと言って注意するのが
妥当だろう。
確かに、せっかく来店してくれた客には、気持ちよく買い物をして、帰って欲しい。
ましてや、店員から注意されれば、次回は来づらくなるだろう。
しかし、最近、余りにもマナーがよくない行為が増えて、店の損害も積み重なれば
結構な額になる。
なぜならば、無理に開封されたパッケージや、子供に触られたお饅頭などは、もは
や売り物にはならないからだ。
箱の中身を見たい気持ちもわかる。
キャンセルされた冷蔵商品が常温で放置されると、あっという間に廃棄品に
なってしまう。
玉子売り場では、手を滑って玉子を落下、破損させ、そのまま、その場を立ち去る
客もいる。
その間、その場所には他の客は近寄れないだろう。
これらの行為は、私は客だから、こういった行為は大目に見てもらえるという、感
情が、多分働いているのだろう。
もし、注意を呼びかけるのなら
「店の店員の立場になって冷静に考えてください、どういう客が喜ばれるとおもいますか?」
この気持ちがわかれば、マナーも良くなるはず。
結局は、人を思いやる気持ちが最近の日本人には欠けてきているのが原因。