日本語の難しさ
近年、世界中で漢字に対する評価が高まっている。
日本を象徴するものの一つとして、漢字を習いたい外国人が増えている。
それでは、なぜ、世界に日本語があまり広がらないのだろうか。
たしかに、有名な日本の小説などは日本語のまま販売されている場合もある。
しかし、共通の世界の人々の認識は、日本語は習得に困難ということだ。
なぜなら、まず使用する言語の種類が多い。
漢字、ひらがな、カタカナ三つが基本で使用文字数が多い。
英語は、アルファベット、26字で全て表現できる。
英語と比較して、単数形と複数形の区別が明確では無い。
日本語は同音異義語も多い。
色、式、四季 などである。
敬語、謙譲語も外人が流暢に話すには、時間がかかる。
日本人でも、敬語を完璧に話す人は少ない。
ただ、ロシア語などの女性、男性名詞の区別は無い。
結論が最初にくる英語と違って、最後まで聞かないと結論が分からない。
中国語と比較して、日本語の音のイメージは、どうなのだろう。
英語圏とかと比べて、他の言語との類似性がない。
それが、島国の言語の特徴の一つだ。
例えば、ヨーロッパでは英語が通じるなど。
日本語の曲が海外で流行ったのも、あまり聞かない。
多分、理解する人が少ないからであろう。
日本語を海外に広める一番早い方法は、有名なエンターテイメント
の発信である。
日本の音楽、小説、映画などがヒットすれば、それを理解しようとする人が
必ず現れるはず。
そのコンテンツを理解するには、その国の言語理解から始めるのが
近道だ。
よって、私は、今後ますます日本語が世界に広まっていくことを切望する。