昭和時代のギャグ
近年、昭和時代に流行ったギャグやジョークが死語になりつつある。
これは、避けられない運命だが、どれだけあるか、私の独断と
偏見で列挙してみる。
①「牛乳瓶に底みたいなメガネかけて!」
相手が極度の近視の場合、それを表現する冗談。今は、牛乳が瓶で販売
されるのは少ないので、子供たちはすぐには理解できないだろう。
②「おまえのかーちゃんでべそ!」
子供の喧嘩で相手の家族をバカにする言葉。今は、でべその子も減ってきて
いるので、多分子供は理解できない。
③「冗談はヨシコちゃん」
冗談は、よしてくれ!の代わりにいう言葉。よしこちゃんは、現代的な名前では無
く、全く子供には面白さを理解できないだろう。
④「目の上のたんこぶ」
ギャグでは無いが、邪魔な存在を表現する言葉。
今の子供達は、外であまり遊ばず、怪我も少ないので、頭にタンコブをつくる
ことも少ない。よって、ピンとこないだろう。
⑤「余裕のよっちゃん!」
相手に何か依頼された時に、余裕で出来ることを表現する言葉。
よっちゃん という商品名があったが、今は無く、よって理解できない
言葉になる。
⑥「当たりマエダのクラッカー!」
当たり前ということを、強調する言葉。
これも⑤と同様で、昔よく売れたマエダ社製のクラッカーを知らなければ
何も通じない。
⑦「あっと驚くためゴロー!」
驚いた時に言うジョーク。
昭和の番組内で作られたギャグ。
⑧「よっこい庄一」
よっこいしょという、掛け声を元にしたギャグ。
横井庄一さんを知らなければ、面白くもなんとも無いギャグ。
⑨「そんなバナナ!」
そんな馬鹿な! の代わりに言うギャグ。
⑩「全く頭がピーマンなんだから」
相手を馬鹿にする言葉。
中身がないピーマンに例えた。
代表的な10個のギャグやジョークを選出したが、中高年の人は、絶対に
言わないことを勧める。