瀬津佐 拓馬 オフィシャルブログ

日頃感じる思いを素直に綴ってます。

お客様は神様か

昨今、消費が落ち込んできているせいか、顧客第一主義が

 

広まっている。

 

減少する客数を少しでも戻そうと、客の意見をきく風潮だ。

 

ただ、そういった風潮を利用して、理不尽なクレームを平気で言う

 

いわゆるモンスタークレーマーが増えてきている。

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そういった客は、ぜひ店に来店して欲しくない。

 

何故なら、その店に対しての客からの期待の現れなら許されるのだが、あまりにも

 

理不尽なクレームだと、店の損失も大きく、ダメージも計り知れない。

 

その客に対する労力や時間が、店にとって大きな損失となるからだ。

 

例えば、セール価格のPOPが付いていた商品を買ったところ、店側のミスで実際の

 

購入価格が高かったことがある。

 

そのことに対して迷惑を被った客は、店側の詐欺だと主張する場合がある。

 

その誤ったPOPが付いていた期間に、本来の価格以上の金額を得ていたという

 

言い分だ。

 

そういった、店側のミスをついてくるクレームは多々ある。

 

ただ、この場合は、店側がセール価格のPOPを早くつけてしまったと

 

いう価格設定ミスではなくPOP添付時期のミスだ。

 

あまりにも客に不信感を与える価格の変更は、クレームを受けても

 

店側は反省しなければならないが、この場合は、客にそこまで指摘される

 

ほどのミスではなく、逆に名誉毀損の疑いがあるのではないか。

 

店側は、その商品の価格設定のカラクリを客に説明をする義務はなく

 

客は、その価格に納得しなければ購入を見送ればいいだけの話である。

 

価格設定に、しっかりとした戦略がなければ、自然と客離れが増大し

 

やがて店は閉店に追い込まれるだろう。

 

それだけ、店側は価格に責任を持たねばならない。

 

客に価格設定ミスをつけ込まれる隙を、見せない努力が今後店側にも

 

必要だ。

 

そうすることによって、徐々にモンスタークレーマーも減っていくはず。