将来も生き残る職業とは
近年、AIの発達で世の中の仕事が格段に省力化されている。
ホテルの受付業務、店舗の受付業務、などはAIロボットなどが
試験的に設置され基本的な接客業務などは無難にこなしている。
現在の職業のほとんどが、近い将来AIにとって変わると言われている。
それでは、いくらAIの機能が発達しても、生き残る職業とはどんな
職種があるだろう。
確かに、あらゆる職業の作業は、過去の実績やデータがあれば、無難に
職務を遂行することができるだろう。
通訳の仕事、翻訳の仕事、ガイド的な仕事、マニュアルが簡単に
作成できる仕事は、確実に将来AIが受け持つだろう。
車の自動運転にしても、走行中に発生するあらゆる状況をデータ化して
AIに入力しとけば、自動的にそれを認識して危機回避の運転をしてくる。
しかし、データ化がされにくい業務とはなんだろう。
それは、想定外の事象に臨機応変に対応するスキルだ。
例を挙げれば、スーパーマーケットのお客が、商品を探すときに商品名を
忘れている場合がある。
店員がお客の言葉から、その商品を確定するのには、かなりの経験と
接客技術が必要だ。
この臨機応変のスキルにAIは、簡単には追いつけない。
人間の感情に起因するスキルや想像力を発揮する美術、絵画などは、AIには困難だろう。
少なくても、現在の技術では。
うまくAIの力を利用しつつも、AIが苦手な分野は習熟した人間が補完し
共存する世の中が理想だ。