選択的夫婦別姓制度の勧め
近年、選択的夫婦別姓制度を取り入れるという議論が活発だ。
この制度は結婚後、お互いが姓をつけるときに三つの選択肢がある。
夫の姓に統一、お互いが元の姓のまま、奥さんの姓に統一の三つの選択肢がある。
確かに、現代の制度である夫の姓に合わせるという制度は、家族という共同体を形
作り、お嫁さんが家に嫁ぐという、イエ本来の機能を強調する役割を果たしている
しかし、この昔ながらの慣習的な制度も、見直すべき風潮に今はなっている。
何故ならば、自由を尊重する風潮には、この制度は相反する。
逆に、夫婦同一姓のメリットはなんだろう。
お互い家族としての責任や重みを背負ってしまう昔からのしきたりのようだ。
女性がイエに入る、嫁ぐというイメージが、これからの若者に果たして受け入れら
れるのか。
この慣習に、今まで誰も異論を唱えなかった。
何故か。
この制度が広まると政府や自治体の事務手続きが大混乱を起こすからだ。
それでも、この制度は広めたい。
戸籍なども使用するメリットがあまり無く、形骸化している。
まだまだ、このような自由を尊重する現代に反する慣習や制度はある。
少しづつ、見直して欲しい。
子供の姓をどうするか、住民票をどう変更するか。
離婚後の姓の自由度はどうするのか。
など混乱の元は多い。
結婚の意味が、昔と違ってきたのだから、それに合わせて、こういった制度も少し
づつ良い方向に変革すべき。
それが、誰もが暮らしやすい住みやすい日本になる近道だ。
よって、私は選択的夫婦別姓制度には賛成である。
自由を尊重する世の中に、早くなって欲しい。