社内の飲み会は必要か
日本の会社の特徴の一つに飲み会がある。
忘年会、新年会、送別会、歓迎会などである。
最近は仕事とプライベートをはっきり分ける風潮から徐々にこういった
イベントはなくなりつつ。
それでは、飲み会とは百害あって一利もないのだろうか。
確かに今の若者は飲酒の習慣が少ない。
飲み会は参加自由で別に断る理由を言う義務もない。
酒を酌み交わしてコミュニケーションを取るということも、あまりしない。
ある年代からはっきりそれは分かれている。
しかし、飲み会にもいい点はある。
なぜなら、昔は上司や同期と飲み会で大いに語り合ったものだ。
それで会社のストレスを発散する機会だった。
また、真剣に仕事の話しを討論してみた。
それは公私混同だが不思議に今ほどおかしい事とは思わなかった。
同僚や上司の仕事では見れない違った一面を発見できたりもした。
仕事を円滑に進めるための潤滑油的なイベントだった。
しかし、これも日本人の集団主義、チームワーク重視の悪い一面だろう。
よって会社の飲み会はこの先減っていくが、一部の会社員にとっては
必要なもので、完全に消滅はしないだろう。