出生前診断とは
近年、世界で出生前診断が話題になっている。
妊娠した産婦の胎内で出生前に健康状態を検査することだ。
それでは、日本ではどの程度実施されているのだろう。
また、どの程度の理解度なのだろう。
確かに、胎内で子供が未熟児で産まれる危険性が多いと診断されれば
産まない選択肢もあるかもしれない。
子供の将来を悲観して親が下す辛い選択である。
しかし、私は反対である。
子供には生まれてくる権利がある。
親には子供の生死を決める権利はない。
例え未熟児で出生しても将来その子が不幸を背負う人生かどうかは誰が判断するのだろう。
不幸な人生かどうかは本人が決めること。
客観的な判断は不要。
不幸になる確率は高いかもしれない。
親は産んでから子供と一緒に生きるべき。
それが親の責任だ。
ただ自分が当事者だっらどうするかは分からない。
妻の意見を尊重するだろう。 実際産むのは妻だから。
海外の事例も参考にすべき。
日本は中絶は認可されていない。
また不妊治療の問題とも深く関わってくる。
やっとできた子供はどんな状態でも生みたい筈だ。
よって、私は出生前診断には反対で、生まれてくる子供の
権利を尊重すべき。