順位決めない運動会はありか
最近、運動会での競技の徒競走などでの順位付けが禁止している学校が現れている。
手を繋いで皆一緒にゴールし、順位を付けない種目となっている。
この事象は子供の教育にとって本当に良いことなのだろうか。
確かに身体的体力的に劣っている子はどうしてもそれに優っている人には勝てない。
徒競走でビリになると精神的ショックも大きいし、もしかしたらトラウマに一生なりスポーツ嫌いの子になる可能性もある。
殺伐とした世の中で今平和が叫ばれており、皆争わず一緒にゴールすることは平和主義を推奨すべきことである。
しかし、私は子供の将来を考慮した場合にこの風潮には反対である。
なぜなら大人になるにつれ、厳しい競争の世界が待っている。
その競争に勝たねば自分の理想とする生活水準や収入は実現できないだろう。
受験、試験、スポーツ、仕事、昇進昇格、恋人探し、結婚相手探し
どれも競争である。
子供の頃から負けて悔しいという感情を芽生えさせるのは、間違っているだろうか。
勿論、親や家族の子供に対する愛情も大切である。
子供が小学生頃によくトランプをし、負けた子供はくやしいので次どうしたら勝てるか必死に考える。
この感情から動機付けに発展する例であ
感情は隠さずストレートに自然に受け入れるべき。
それを無理に隠して自分なりに吸収しようとすると多分後でストレスになってしまう。
心や体の健康に最も良くないと言われる。
よって、順位を付けないこの風潮には子供の情緒形成のため、また
悪影響を与えるため、反対である。