瀬津佐 拓馬 オフィシャルブログ

日頃感じる思いを素直に綴ってます。

お茶を淹れなくなった日本人

近年、急須を販売している店が少なくなった。

 

これは、日本人がお茶を淹れなくなったからだ。

 

その原因はなんだろう。

f:id:madmak2:20211111101550j:plain

 

確かに、手軽なペットボトル飲料が普及したのが一因と見られている。っ

 

いちいち、急須で入れなくても、出来上がったお茶が手軽に手に入る。

 

しかし、若者は分かるが、ほとんどの高齢者の方々も、ペットボトルのお茶を飲ん

 

でいるのだろうか。

 

本当の原因は、日本の食生活の変化だ。

 

なぜなら、本来、家族揃っての夕飯の最後に、母親がお茶を急須で淹れて

 

団欒の締めとするの一般的な家庭の風習だった。

 

現在はどうだろう。

 

まず、夕飯に味噌汁を飲まずに、ペットボトルの冷たいお茶を飲む

 

それで済んでしまう。

 

デザートには、洋菓子が主流になり、合わせて紅茶を飲む。

 

お茶を淹れる機会が、本当に少なくなった。

 

日本の伝統である茶道は、逆に海外で見直されている。

 

日本の子供たちも、だんだんお茶を急須で淹れる風景も見なくなるだろう。

 

寅さんの映画でしか多分、見なくなるだろう。

 

そして、緑茶の本来の味も徐々に忘れ去られていく運命だ。

 

製茶業や茶葉農家に従事している人にとっては、死活問題だ。

 

よって、お茶を淹れなくなった、本当の原因は、日本の食生活の変化だ。