戦争を後世伝えるべきか
戦争の捉え方は、人それぞれ違う。
正当化する人もいれば、過ちと見なす人もいる。
それでは、過去の日本の戦争について、後世、とりわけ子供達に伝承させていくべ
きだろうか。
確かに、戦争の悲惨さや、残酷さ、大人の過ちは、子供たちには関係ないし
伝えることは、捉え方によっては悪影響もあるだろう。
しかし、しっかりと伝えるべき。
なぜなら、正確に戦争の事実を伝え、二度と悲惨な過ちを将来に向けて、繰り返し
てほしくないからだ。
戦争の記憶は年々薄れていく。
年齢層によっても、捉え方は違い、中には忘れたい人もいる。
しっかりと記憶して、後世に伝えたい人もいる。
実体験した人が生存している間は、可能な限り、生の実体験を聞いておくべきだろ
う。
メディアの表現よりも、より実感が湧くはず。
テレビ、本、映画などのコンテンツは、美化したり装飾して、偏りがあるかもしれ
ない。
やはり、大人が過去の過ちを正直に後世に伝えるべき。
二度と繰り返さないために、戦争の起こった原因、理由が大事。
広島、長崎の原爆の悲劇も伝えるべき。
こんな思想が引き鉄になった、こんな事件が発端だった、こんな人物が元凶だっ
た、約何人が犠牲になったと。
変に脚色せず、正確に事実のみを伝えるべき。
ただ、子供がある程度の理解できる年齢になってからの方がいい。
悲惨さのみが変なトラウマとして残ってしまっては可哀想。