瀬津佐 拓馬 オフィシャルブログ

日頃感じる思いを素直に綴ってます。

あだ名禁止の効果

近年、学校で子供間でのあだ名使用を禁止する動きが高まっている。

 

それでは、あだ名禁止が、本当にいじめ防止に役立つのだろうか。

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確かに、いじめのきっかけは、あだ名にある場合が多い。

 

あだ名からいじめに発展する場合が多い。

 

例えば、デブ、チビ、ハゲ、など人の欠点をあからさまに攻撃する。

 

呼び方は、他の人を安易に煽動する働きがある。

 

悪意がなくても、呼ばれた本人は深く傷つき、同じ行為を、違う他人に

 

してしまう場合がある。

 

しかし、この行為を禁止するだけで、いじめは減るのだろうか。

 

一定の効果はあるかもしれないが、いじめの根絶にはならない。

 

なぜならば、いじめの理由は表面的なあだ名だけではなく、もっと深い。

 

禁止すればするほど、子供は刺激されて、隠れて、より強烈なあだ名をつけるかも

 

しれない。

 

より、陰湿ないじめに発展する可能性もある。

 

教育者は、禁止する理由をちゃんと説明して、理解させる努力が必要。

 

あだ名は、愛称と似ていてコミュニケーションの手段の場合もある。

 

家庭内でも兄弟間であだ名で呼び合うこともある。

 

親は、人を傷つけてないかチェックが必要。

 

家で許されれば、学校でもいいと子供は感ずる。

 

また、子供が学校でどんなあだ名で呼ばれているかを、知っている親は少ない。

 

親に心配かけたくないので、子供は、酷いあだ名で呼ばれていても言わないだろう。

 

家庭でのコミュニケーション方法は、親が良好に子供に教えるべき。

 

以上のことから、私はあだ名禁止でいじめは根絶できるという考えに

 

反対だ。